令和6年度 岩手県盛岡市 都南地区において農地集約に関する実証実験を実施
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- 2月7日
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更新日:4月1日
令和6年度に東北学院大学、岩手県盛岡市、農事組合法人となん、小野寺直喜は、共同で岩手県盛岡市都南地区での実証事業を実施しました。

【実施概要】
・実施地区: 岩手県盛岡市都南地区
・対象農家数: 31軒(うち実験に参加した農家数:16軒)
・対象筆数: 2304筆
・実施期間: 2024年9月3日~2025年2月7日
【主な成果】
農地の交換: 新たに「耕作したい」農地と今後は「耕作したくない」農地の意向が14組マッチング
圃場の分散解消: 平均中心距離(圃場の分散の度合)が0.2%減少(最大12.3%減少)
農地集約の進展: 平均団地面積(一つのかたまりと見なせる農地の平均的な大きさ)が0.2%増加(最大11.4%増加)
参加農家が入力した耕作意向の実現:
「耕作したい」農地の入手率 9.7%(最大100%)
「耕作したくない」農地の放出率 18.4%(最大100%)
【今後の展望】
本実証実験の成果物である農地の集約案は盛岡市および農事組合法人となんに提供され、今後の耕作地の利用調整に活かされることが期待されています。黒阪准教授と共同研究者の小野寺直喜氏のグループは、今後も農地の集約を促進する研究を進めていきます。
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